地域とともに
メルボルンにあるMonash Universityのビジネススクールの学生26人が当社を訪問し、社員2名が再生可能エネルギーの事業環境やその普及の課題、当社での業務などについて講義しました。社員の1人が偶然にも同大学の卒業生で、キャリア形成なども交えて話をしたこともあり、学生からは高い関心が寄せられ、多くの質問がありました。質疑を通して、学生からはオーストラリアの電力事情や再エネ拡大の課題などについて積極的な発言があり、双方にとって学びの機会となりました。学生たちは今回の東京ツアーで数社を訪問し、最後にツアーからの考察について発表することでグローバルなビジネスを学ぶとともに、浅草や屋形船といった東京の名所にも触れて帰国したようです。
当社は今後も次世代向け教育のご支援をしていく所存です。
鶴岡市の気比神社例祭に当グループから11名が参加しました。
気比神社例祭は、五穀豊穣を祈る山形県庄内エリアでも一番早い春のお祭りで、紋付き袴や晴れ着姿の数百人が行列になって回るお祭りです。白装束姿の若者たちが、重さ400kgの神輿を担ぎ、掛け声と共に飛び跳ねながら前に進む「跳ね神輿」はとても勇壮です。
気比神社例祭における子ども神輿の担ぎ手のお手伝いとして、地域の方から要請を受け社員11名がお手伝いで参加いたしました。地域の小学生や東北公益文科大学の学生らと一緒に三瀬の町を歩き、地域の方からお酒やお菓子を振る舞っていただきました。
地域住民の皆様から感謝のお言葉をいただき、社員一同たいへん有意義な経験となりました。当社は地域の一員としてこれからも地域の皆様と共に歩んでいきます。
森林の重要性やその資源の持続的活用について実際に切った木材を見て学んだうえで、当社2024年新卒社員や当社グループ社員他14名が千葉県山武市にてユーカリの苗木を植えました。今回は2023年10月に続く第3回目です。
株式会社EG Forestより、森林の重要性や資源の持続的活用についてレクチャーを受け、ユーカリの苗木の植林を実施しました。参加者のほとんどが植林は初体験でしたが、EG Forestのメンバーやゲスト参加されたいすみ市の地域住民の方と協力して効率よく作業を実施し、約2時間で合計1600本を植えることができました。その後の交流会では、炊き立てのご飯と地元産の豚肉や採れたて野菜をいただきました。
参加した新卒社員からは「植林場所の土が固く思ったより重労働だったが、やり遂げた達成感があった」や「植林を体験し、他の社員や地域の方と交流ができる満足感のあるプログラムだった」などの感想の声が上がりました。
当社グループとして日本の森林の活用を進め循環型社会に貢献するために、本プログラムは今後も継続予定です。
EG Forestによる森林再生プロジェクト:
https://www.eco-g.com/wp-content/uploads/2022/03/eg-news20210716a.pdf
千葉市による地球温暖化対策活動の一環として制作されている小中学生向け環境啓発動画で、JRE神栖バイオマス発電所が取り上げられました。(千葉市ウェブサイトへ)
本動画は千葉大学環境ISO学生委員会が中心となって作成されており、社会見学系VTuber「黒湖たから」が温暖化対策に取り組む企業を訪問するシリーズのひとつとなっています。動画では木質バイオマス発電のしくみや、国内の木材のみを利用して発電する意義などについて紹介されています。
制作にあたっては、昨年末より千葉大学の皆さんと当社関係者が打ち合わせを重ね、発電所の取材にも複数回訪れていただきました。その結果、簡潔で分かりやすい教材とすることができ、動画を視聴する小中学生だけでなく制作する学生、紹介する当社にとっても学びの機会となりました。
当社は今後も次世代の育成を支援してまいります。
JRE 大分別府湾風力発電所でお世話になっている杵築市山香町のお祭り「山香エビネまつり~もう うまい こどもフェスタ~」に当社は協賛し、社員が準備から参加しました。第25回山香エビネマラソン大会の共催イベントとして初めて開催されることになり、社員総勢8名で臨みました。
山香エビネマラソン大会の参加者・応援者は総勢1000名を超える人数のため、マラソン関係者をもてなすための出店やイベントが沢山あり、大盛況のお祭りとなりました。当社メンバーも前日準備では土嚢作り等の体力仕事や、慣れない包丁を使って、祭りの名前「”もう”(牛)う”まい”(米)」にもなっている山香名産の山香牛と山香米を使用した焼肉丼などの仕込み作業に奮闘しました。
また、会場ではブースをお借りしてパネル展示やペットボトル風車体験会を催し、参加者の皆様に楽しんでいただきました。
今年は当社グループから社員19名が参加しました。
まつりの前日は、孟宗筍の皮むきから孟宗汁の調理、お猪口や徳利として使う竹の細工、会場のテント設営に分かれて、まつりの準備作業を手伝いました。
社員の中には、開発期間に担当して以来8年ぶりにまつりに参加した者もおりました。今回初めて運転中のJRE鶴岡八森山風力発電所の風車を間近に見て感激し、三瀬地区の皆様、地元協力企業や施工会社の皆様などお世話になった方々に再会することができたことも大変うれしかったようです。
社員たちは、まつり当日、それぞれに地域の方々と楽しい時間を過ごし、発電所をきっかけに当社が地域の皆様の交流にも貢献できていることを実感することができました。
世界文化遺産 姫路城を望むJRE姫路太陽光発電所近辺の住宅地での側溝清掃活動に、EREグループから8名の社員が参加しました。
当日は雨予報だった天気もなんとかもち、慣れない作業ではあったものの、近隣自治会の皆さまとのコミュニケーションを楽しみながら、側溝に溜まった泥や落ち葉を除いたり草を刈ったり、とても有意義な時間を過ごすことができました。
発電の環境を与えてくれる自然と、その自然と共存されている方々への感謝を改めて感じる貴重な経験でした。
山形県酒田市で開催された酒田まつりの「宵祭り」(前夜祭)と本祭に、当社の社員16名が参加しました。
酒田まつりは江戸時代から続くお祭りですが、主体となる酒田青年会議所メンバーの減少など人手不足が課題となっており、当社も本年から酒田青年会議所よりお声がけいただいたことで、参加に向けて半年間準備してきました。
お祭りの前には下日枝神社を舞台に地元高校生が企画したポルトガル傘をモチーフにした傘福(150本)や酒田港風力発電事業者協議会によるかざぐるま(500本)を櫓に展示するための設営、夕方のステージでは酒田湊零会と地元高校生と共に酒田囃子を演奏するステージにも参加しました。
また、酒田市と酒田青年会議所が共同で制作した日吉丸(山車)の押手としても午前午後と2回にわたり参加しました。お天気はあいにくの雨模様でしたが、約25万人の来場者を盛り上げる一員になれたことを誇りに感じました。
当社は八峰町及び能代市沖の選定事業者としてコンソーシアムメンバーと共にフォーラムに参加しました。
ビジネスセミナーでは、秋田県副知事挨拶を筆頭に、男鹿市、潟上市及び秋田市沖の選定事業者コンソーシアムによる事業説明、当社コンソーシアムからの代表者挨拶及び事業説明、地元企業からの製品説明、秋田県からの取組紹介と続きました。
当社からは、コンソーシアム代表挨拶として土居常務執行役員が事業に対する力強い所信表明を、プロジェクトダイレクターの社員が事業概要、工事/メンテナンス、地域共生策など県内への波及効果についての講演を行いました。
その後の懇親会にも170名程度が参加し、洋上風力発電事業に対する期待や関係者たちの強い決意を感じることができました。
酒田市の光ケ丘野球場屋内練習場にて、地元企業の酒田米菓㈱、加藤木工㈱、酒田のおにぎり おにまるにご協力いただき、当社主催のモルック大会を開催しました。世界チャンピオンに輝いたことのある河野靖信氏を招き、午前中は地元の子どもたち向けにモルック*のルールや投げ方などをご指導いただきました。昼食におにまるのおにぎりを食べ、午後は加藤木工㈱から提供された酒田杉の間伐材を活用し、オリジナルのモルック(投げる棒)、スキットル(木製のピン)にお絵描きするワークショップを実施しました。25組総勢60名が参加し、幼稚園生から小学生までの子どもたちはモルック自体を楽しむことに加え、環境問題についても学びました。
体験会後には酒田米菓㈱主催のモルック大会があり、当社も参加し準優勝しました。地域の方々とモルックを通して交流し、社員にとっても有意義な一日でした。
*フィンランドのカレリア地方の伝統的なキイッカ(kyykkä)というゲームを元に1996に開発されたスポーツです。モルックを投げて倒れたスキットルの内容によって得点を加算していき、先に50点ピッタリになるまで得点した方が勝ちとなります。詳細:https://molkky.jp/molkky/
FLOWRA(浮体式洋上風力技術研究組合)主催の国際フォーラムに当社の竹内社長が出席しました。
FLOWRAとは浮体式洋上風力の協調体制構築のため、欧州のJoint Industry Program(JIP)方式(発電事業者が主導する共同研究開発方式)を参考に本年3月に発足した技術研究組合であり、当社も本年6月に加入しました。
現在は日本の発電事業者20社が加入しており、技術テーマごとのワーキングにおいて今後の研究計画が議論されています。
当日は加入企業の幹部やFLOWRA理事長をはじめ、経産省・国交省の方々や各国大使が一同に会し、各種講演などが行われました。当社も浮体式洋上風力発電普及の一翼を担えるよう、FLOWRAにおける活動にも力を入れてまいります。
JRE神栖バイオマス発電所がある茨城県神栖市の日川浜(にっかわはま)海水浴場にて開催された「神栖市2024e海岸清掃」(主催:神栖市海岸清掃実行委員会)に発電所の社員が参加しました。
この海岸清掃は、コンビナートの関係者や一般ボランティアが市内外から集まり、例年1,500人を超える参加者が清掃を行います。
前日の雨も上がり、当日は曇り空で比較的過ごしやすい気候の中での作業となり、歩きにくい砂浜にも負けず、勢力的にゴミ拾いを行うことができました。
海水浴シーズンを控えたこの時期に、美しい浜辺づくりを目指す海岸清掃を通して海洋プラスチックごみへの関心が高まり、浜辺の美しさを守っていくための貴重なイベントに参加することができ、とても有意義な時間となりました。
スペインの経済・商務大臣の来日に合わせて、ホテルオークラで「日本・スペイン経済交流フォーラム」が開催され、脱炭素をテーマとしたパネルディスカッションに当社社長の竹内が登壇しました。パネリストに日本とスペインを代表する企業が参加する中、竹内からは秋田県八峰町及び能代市沖での洋上風力案件へなどの当社の取り組みに加え、日本の再エネ市場の見通しについても紹介し、会場に集まった200名以上の聴衆から高い関心を集めました。
当社が構成員となっている酒田港風力発電事業者協議会より、酒田市へ寄付を行いました。
7月23日、協議会構成員である加藤総業株式会社、コスモエコパワー株式会社及びEREの3社が酒田市・矢口市長を訪問し、寄付贈呈式を開催いただきました。当社からは社長の竹内と開発担当者複数名が出席しました。矢口市長からは「今回の寄付に感謝する。洋上風力発電事業や基地港の整備により地元産業が活性化されることを期待している。再生可能エネルギーが多く立地して良かった、よい街になったと多くの市民に思ってもらえることを願っている。協議会の皆さんには引き続きお知恵をいただきたい。また日頃からの地域経済活性化への力添えを感謝している。」とのお言葉をいただきました。
尚、今回の寄付については、「みなとオアシスまつり」の運営等、酒田港の活性化事業に加え、数理教育推進事業(理系の優秀な生徒の育成)にお使いいただく予定となっています。
毎年恒例の舘浦競漕船大会は当社の平戸生月事業所近くの海を会場にして行われる夏の風物詩です。今回JRE平戸生月風力発電所として、発電所運営を担当するENEOSリニューアブル・エナジー・マネジメントの社員グループでエントリーしました。今大会は、全体で過去最多の31チーム総勢200名を超える盛り上がりでした。
当日は事業紹介を兼ねたブースを設置して、立ち寄った方にはキャンディがブレードになっているペットボトルかざぐるま工作体験をご用意し、お子さんに大変好評をいただきました。
舘浦競漕船大会では、持てる力と慣れない魯捌きで船を揺らしましたが、なかなか前に進めず、惜しくも制限時間をオーバーに。次回こそは完走を目指したいと思います。
2024年4月に運開したJRE平戸生月風力発電所が、地域の皆様に応援いただけるような発電所を目指すと共に同大会へも挑戦し続けていきたいと思います。
4月に運開したJRE平戸生月風力発電所では初めてとなる見学会を開催しました。
ご依頼いただきました生月地区まちづくり運営協議会様主催の下、子どもと大人50名が参加し、地元施設ホールで建設ビデオを視聴、スライドを用いて風車の説明と風車にまつわるクイズを実施しました。動画を食い入るように見る姿やクイズでは参加者の関心の高さが伺えました。
貸切バスで発電所へ移動すると、到着したバスを降りられた瞬間「うわぁ大きい! すごい!」などの声が聞こえました。
当社では今後も地域の皆さまのご要望に応じて見学会を開催していく予定でおります。