地域とともに
ブルームバーグ社のイベント「The Year Aheadサミット」が東京で開催され、JRE社長の竹内がパネルディスカッションに登壇しました。
各業界のリーダーが集まり2020年以降に向けた展望を議論するこのイベントの中で、登壇したのは「代替エネルギーの探求」と題したパネルで、日本のエネルギー市場の見通しと課題について議論されました。竹内は、世界と日本の社会課題解決のために再生可能エネルギーの急速な拡大が必要であることや、その実現に向けた課題、イノベーションへの期待について発言しました。満員となった会場へのアンケートからは再生可能エネルギーへの高い期待が示されました。
今年もJST(科学技術振興機構)の招へい事業「さくらサイエンスプラン」に協力し、美浦第二発電所において、10月28日はインドネシアの高校生15名(と引率者)、11月26日は中国の教員17名向けに、それぞれ、発電設備について説明し、発電所と変電所をご案内しました。
発電所の概要などを説明し、PCS装置、受変電設備、太陽光パネルなどの実際の設備を見ていただきました。活発な質疑もあり、再生可能エネルギーへの関心の高さがうかがえました。
再生可能エネルギーについてアジアの次世代にも理解していただくように、今後も見学会を行っていく所存です。
シンガポール政府主催のイベントSingapore International Energy Weekのパネルディスカッションに、日本の再エネ発電事業者としては唯一のスピーカーとして社長の竹内が登壇しました。
「再生可能エネルギー拡大の障害となっているのは何か」「従来電源との理想的な組み合わせは」といったテーマで、日本の経験・教訓を共有し数百名の来場者の関心を集めました。
大阪で10月28-29日に行われた“Japan Solar + Energy Storage 2019”と同時開催の”Japan Wind Energy Conference 2019”において、執行役員の土居がパネルディスカッションに参加しました。事業者、投資家、研究者などが登壇し、数百人の聴衆を前に、太陽光発電とエネルギー貯蔵、陸上風力と洋上風力の開発に関する様々なテーマについて議論されました。
10月6日、宮城県加美町で開催された環境スポーツイベント「宮城加美町Sea To Summit 2019」にJRE社員3名が参加しました。このイベントでは、特に順位付けされることなく、個人またはチームで自然を愉しみながら、カヤック、サイクリング、トレッキングを行います。コースは、宮城県のシンボルである薬莱山周辺を巡るもので、将来はJREの風車もそのコース風景の一部となる予定です。社員3名は、加美町の雄大な自然を全身で感じ、風車の完成図も想像しながら、チームで力を合わせてゴールしました。
また10月20日には、秋田県能代市で開催された「第25回きみまち二ツ井マラソン」に社員2名が参加しました。約2100人が参加し、ゲストとしてシドニー五輪の金メダリスト高橋尚子さんが参加され、ゴール前でハイタッチもしてくださいました。JRE社員も、沿道の皆様からの応援を受け、高橋さんとのハイタッチも目指して、無事に完走することができました。
事業地や計画地の近くの地域の皆様と一緒に今後もこのようなイベントに参加していきたいと思います。
建設中の風力発電所の地元である石川県志賀町千浦地区のキリコ祭りに、JRE役職員6名が参加しました。キリコとは巨大な切子灯篭で、祭りにおいて、キリコは神輿が拝殿に入るのを跳ね返します。JREが同地で風力発電所の開発を開始して以来、5回目の参加となります。
今年は地域の方々だけでなく、発電所の施工会社の皆様とも一緒に神輿を担ぐことができ、関係者の皆様とより絆を深めることができました。
北九州市が主催する風力発電施設見学会「グローバルウインドデイ2019 in北九州」に、響灘ウインドエナジーリサーチパークも見学先の風力発電所のひとつとして参加しました。
今年は風車見学以外に、ペットボトルを使用した風車づくりも行いました。途中、雨に降られるハプニングもありましたが、参加者の皆様が、間近で見る風車の迫力に驚かれていた様子が印象的でした。子どもたちも、風車作りをたくさん楽しんでくれたようで、夏休みの思い出にピッタリなイベントとなりました。
中九州大仁田山風力発電所は「宮崎県次世代エネルギーパーク」の27施設の一つとして登録されています。7月22日「実際に見て学べる環境教育の場」として、宮崎県環境情報センター主催の見学会を同発電所にて行いました。
26名の参加者の方々は風車を間近でご覧になり、風車の回転する速さや自動で風のある方向に向く仕組みなどに驚かれていました。また、当日、風車ブレードをクレーンで点検しており、そのシーンを遠目から見ていただくこともできました。
宮崎県立五ケ瀬中等教育学校の自由研究中間発表会に中九州事務所から社員がサポーターとして参加しました。学校では、活気ある魅力ある五ヶ瀬町にするために何をすべきか、地産地消をメインにした32のテーマで、3年から5年(中学3年から高校2年)の生徒の皆さんが研究されています。自由研究を支援するために、高千穂、五ケ瀬、椎葉地区から自営業者、農業従事者、高千穂役場職員など、約30名のサポーターが参加し、生徒の皆さんから関係する質問を受け、議論に加わりました。JREからは、再生可能エネルギーについての研究テーマをサポートするために参加しました。事務所を開設してから毎年ご支援しており、今回で4回目となります。太陽光、風力、小水力発電の活用などについて話し合い、参加した社員自身も若いエネルギーの素晴らしさを実感しました。
秋田県内で大規模太陽光発電事業を行っている事業者として秋田大学から依頼を受け、同大学の「秋田の再生可能エネルギー」をテーマにした講義の中の一コマで、JRE社員が講演しました。20名ほどの受講者に対し、県内での太陽光発電の現状と見通しのほか、世界の大規模太陽光や無電化地域での活用についてなど、太陽エネルギーの可能性について解説しました。
一般社団法人日本風力発電協会(JWPA)の副代表理事を務めるJRE会長の安が団長となり、同協会主催の英国洋上風力視察ツアーが6月23日~30日の日程で開催されました。視察には風力発電事業者、建設関係、メーカー、金融機関、法律事務所等から36名が参加し、洋上風力発電の国際会議「Global Offshore Wind 2019」 (ロンドン)や、バーボバンク洋上風力発電所(リヴァプール沖)等を訪問しました。
さらに25日にロンドンで行われたカンファレンスでは、安会長が日本の洋上風力発電に関する講演を行い、来場者からの関心を集めました。
5月30日に、酒田共同火力発電株式会社主催の「酒田北港530(ゴミゼロ)作戦」に、酒田事務所と本社から6名の社員が参加し、清掃活動を行いました。今年は酒田北港周辺の企業や行政団体などから約170名が参加し、約6.5kmのコースを分担して作業しました。
今回収集した全体のゴミの量は約260kg(153袋)となりました。今後もこの活動に参加し、酒田北港の景観をより綺麗にしていきたいと思います。
さらに6月2日には、高知香美太陽光発電所近くの自治会が開催した清掃活動に、社員3人が参加しました。早朝からの清掃活動は範囲も広く重労働でしたが、終了後にはその分の達成感を味わうことができました。当発電所開発の際にお世話になった地域の皆様とも再び交流でき、有意義な活動となりました。
5月30日~31日の日程で東京コンファレンスセンター・有明で開催された「Solar Asset Management Asia」でのパネルディスカッションに、昨年に続いて当社役員が登壇しました。
今回は「FIT改正案の修正:ディベロッパー、インベスター、レンダーへの影響」をテーマに、FIT改正案修正により、どのようなプロジェクトが影響を受けるのか、また、いつ、何を実行するべきなのかの分析や、当該修正がプロジェクトファイナンス、及び、将来のプロジェクト資本コストに与える影響等について、活発な意見交換がありました。
5月12日、JRE姫路太陽光発電所の近隣地域で行われた清掃活動に、社員5名が参加しました。ここ数年、毎年参加させていただいていますが、回を重ねるごとに地域の皆様との連携も清掃作業も、よりスムーズに進められるようになりました。また、周辺地域がきれいになっていくのを見て、参加した社員のほうも清々しい気分となりました。
続いて、5月18日には、風力発電所を建設している山形県鶴岡市の八森山の地元、三瀬地区にて開催された「三瀬孟宗まつり」の手伝いに、社員6名が参加しました。当日はテント設営やタケノコを切るお手伝いをさせていただき、翌日は八森山をハイキングした後でお祭りに参加しました。今年で48回を数える伝統的なお祭りの手伝いをし、参加することで、社員は、地域の皆様との繋がりを感じ、充実した時間を過ごすことができました。
シャングリ・ラ ホテル東京で開催された国内外の投資家を対象としたイベント「Infrastructure Investor Summit Tokyo」において、JRE社長の竹内がパネルディスカッションに登壇しました。
「Japan renewables project showcase」と題したこのパネルでは日本の再生エネルギー市場の見通しと課題が議論されました。竹内からはJREの取り組みをご紹介するとともに、日本の再生エネルギー市場は欧州などと比較して拡大が遅れているものの、それだけに今後の急成長が期待できることをご説明しました。
JREは、宮崎県にて中九州大仁田山風力発電所の見学とエネルギーに関するワークショップを主催しました。今回の開催は3年目で、参加者は、関東、関西、九州からの大学生(国際NGO ハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパン(以下「ハビタット」)に所属)と、地元の宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校の高校生(合計で27名)及びその関係者です。
午前中、学生達は再生可能エネルギーについて学び、発電所を見学しました。風車タワーに数人ずつ入り、制御盤・エレベータなどを見ながら、JRE社員の説明を熱心に聞き、質問していました。
午後は、『架空の国のエネルギー政策を考える』というテーマで大学生と高校生の混合チームによるグループワークを行いました。各グループは、国の首相として、様々なステークホルダーの利害を分析しながら、政策を考え、発表しました。JRE社員及びハビタット職員は各グループにメンターとして入りサポートしました。発表の後、持続可能な開発目標(SDGs)について、その内容や実際の取組についてJREとハビタットから説明し、各自が検討した政策がSDGsのどの目標に貢献するか、または逆にマイナスとなるかも考えてほしいと話しました。
ワークショップ後、学生達から、再生可能エネルギーやSDGsについてより深く考えることができた、様々な利害関係や多面的な見方を学んだ、地元の高校生達との交流でも視野が広がったなどのコメントが寄せらせました。
なお、大学生は、翌日は熊本地震の被災地(西原村)でハビタットの一員としてボランティア活動を行いました。JREは、当該ボランティア活動を含め、今回の九州での研修全般についてご支援しました。
JREは今後も、発電所見学会や、エネルギーについて考えるイベントを行っていきます。見学だけでなく、様々な角度から考え、対話し、判断する機会を特に若い世代に提供することにより、持続可能な社会を創っていくための一助になれれば幸いです。
秋田県内の産学官でつくる「あきた洋上風力発電関連産業フォーラム」のビジネスセミナーにおいて、JRE社員が講演しました。
セミナーには洋上風力関連産業への参入を目指す企業等から約100人が参加し、県内で洋上風力発電事業の開発を行っているJREをはじめとした4社が、その進捗状況等を発表しました。発表では、JREが能代市から八峰町またがる沖合いで計画している八峰能代沖洋上風力発電事業に関して、主に事業概要と地元振興策等についてご説明しました。
中九州大仁田山風力発電所の地元の小学校で開催されたウォークラリー遠足で、JRE中九州風力事務所は途中の休憩ポイントとなり、かざぐるま作りのブースを出しました。事務所前のブースには児童62名、全10班が立ち寄り、職員と一緒にJREロゴ入りかざぐるまを作りながら、いろいろなお話をして、交流を深めました。
「WIND EXPO 2019 風力発電展」の専門技術セミナーで、当社役員が“ウィンドファーム開発「傾向と課題」”をテーマに講演しました。
会場はほぼ満席となり、金融機関、施工会社、メーカー、事業者などさまざまな立場の方が熱心に耳を傾けて下さいました。
講演では風力発電所の導入目標、コストの変遷、開発中に起きた事例などをお話ししました。講演後には風力発電所導入拡大に向けての課題について参加者から質問があり、業界がコスト削減の努力を継続すると同時に、さらなる規制緩和が実施されるなど、官民一体となって取り組むことが重要であることをご説明しました。
2月6日に開催された長崎県主催「第五回長崎県海洋産業フォーラム」において、JRE社員が講演を行いました。会場の200超の座席は満席でした。
講演では、JREが同県西海市で計画中の洋上風力発電事業で行っている地方創生交付金事業についてご紹介し、事業予定地の周辺地域におけるサプライチェーン構築に向けた地元への期待やメリット最大化に向けた課題等をお話ししました。
特に地元企業活用に向けた取り組み紹介時には来場者の多くがカメラを構えており、関心の高さがうかがえました。
1月30日にJST(科学技術振興機構)の招へい事業「さくらサイエンスプラン」に協力し、ベトナムの高校生15人が美浦第一太陽光発電所を見学しました。
見学会では、発電所と変電所にあるパネルやPCSを見ていただき、太陽光発電の仕組みなどをご説明しました。
高校生はJRE担当者の説明に熱心に耳を傾け、太陽光発電所の建設コストや利用率などについてさまざまな質問がありました。
JREでは今後も、再生可能エネルギーについて学ぶ機会を設け、理解を深めていただくきっかけにしたいと思います。