地域とともに
10月25日に行ったイベントの連動企画として、東京本社と酒田事務所の社員によるオンラインでのキャリアアカデミーを実施しました。
参加したのは、NPO法人キッズドアがサポートする東京や仙台からの中学生・高校生11名、JREグループの社員9名を含む合計25名でした。
プログラム構成はJREグループの紹介、JRE酒田風力発電所のバーチャル見学ツアー、グループに分かれての交流セッションとその全体への共有です。
初めに再生可能エネルギーの発電事業やJREグループについて動画やスライドでご紹介し、次に、今回撮った地上60メートルの風車内部の動画を見ていただきながら、
風力発電の仕組みや保守管理についてご説明しました。その後グループに分かれて、子どもたちからの質問を受けて社員各自が仕事内容や仕事への思いなどをお話ししました。
子どもたちからは、「外からしか見たことがなかった風車を隅々まで見ることができて、改めて私たちの生活に必要だなと感じました。
仕事としての意義などもお話ししていただき、 自分の職業に誇りを持っていることが素晴らしいと思いました。私も将来自分の仕事を見つけ誇りをもって働きたいと思います。」、
「新しく知ったことばかりでとっても楽しかったです。東京に住んでいると風車を見る機会がないので、新鮮で面白かったです!スタッフの方々も優しくて、
教えるのがとっても上手で分かりやすかったです。風車への興味が湧いてきました!」などの感想をいただきました。
社員にとっても、「仕事のやりがいを再確認できた」「大変勉強になった」と良い機会になりました。
JREグループは今後も教育支援、再生可能エネルギーの理解の促進に努めていきます。
台湾の外務省主催イベント
“International Climate Finance Forum”の“The Opportunities and Challenges of Energy Transition”セッションで、日本の再エネ導入における現状と課題、及びJREの取り組みについて、JRE常務執行役員の土居がオンラインで発表しました。
特に、事業者として長期に渡る発電所開発を成功させる最も重要な点として、地域の理解と協力を得ることを挙げ、実際に行っているさまざまな活動を画像で紹介しました。
JREが強調した「地域社会とのコミュニケーション」は他の参加者の印象にも残ったらしく、その後の議論でも度々登場していました。
会場には業界関係者150名程度が参加、オンラインでは世界中から参加があり大盛況でした。
「日経モーニングプラスFT」の「この人に聞く」コーナーに、社長の竹内が出演しました。
「日本は再エネ大国になれるか⁉」というテーマでキャスターたちの質問に答え、SDGs(持続可能な開発目標)や「2050年温室効果ガス実質ゼロ」の目標を達成するためにも、開発に数年かかる再生可能エネルギーの大量導入が必要なこと、普及のための課題(送電網、用地確保に関する規制、高い導入コスト)について説明しました。また、官民をあげて取り組めば課題は解決可能なことと、燃料費のかからない太陽光や風力発電は将来最も安価なエネルギーになることなど、エネルギーや持続可能な社会の未来像などについて話しました。さらに、JREはオールラウンドに太陽光、陸上風力、バイオマス、洋上風力などの発電に取り組み、今後も持続可能な社会の実現に貢献していくことを表明しました。
今年は新型コロナウィルス感染拡大防止のため、地域でのイベントの実施や参加を控えていましたが、感染予防対策をしっかりと取った上で、東京で教育支援のイベントを行いました。 NPO法人キッズドア(以下キッズドア)が支援している子どもたちを対象にスケートボード体験会を行い、未就学児から高校生までの19人が、招待した、オリンピックでの活躍も期待される世界トップアスリートたちと、 会場のムラサキスポーツのコーチたちとによるレッスンを受けました。
普段はキッズドアで勉強会に参加している皆さんは、今年は学校での行事など多くが中止となっているため、久しぶりのスポーツイベントを大いに楽しんでくれました。レッスン後、トップアスリートとコーチたちによるパフォーマンス披露もあり、更に盛り上がりました。
子どもたちからは「できないと思っていた技ができた」「とても楽しかった」「またやりたい」「プロが空中で回っているのを見て感動した‼」などの感想がありました。
キッズドアとJREは今後、オンラインでの発電所見学とJRE社員による仕事紹介のイベントを計画しており、⼦どもが夢や希望を持てる社会の実現を目指して連携していきます。 幸福で持続可能な社会創りのため、JREは、次世代の教育やスポーツの支援などの活動を今後も行っていきます。