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先輩社員の声

洋上風力発電のパイオニアとなる高揚感。

池口 徳臣

洋上風力事業本部 洋上風力開発第3部 企画チーム
2021年入社

再エネに興味を持ち大学では海洋資源を専攻。就活では再エネ発電事業者に絞り、EREに入社。
趣味は、子供の頃から大学まで続けていた野球(現在は草野球)と入浴施設巡り。最近、都内の入浴施設の混雑を回避すべく穴場を探している。

EREへの入社を決意した理由やその経緯を聞かせてください。

海洋資源やエネルギー問題に興味を持っており、海洋資源環境学部を持つ大学に進学しました。在学中は大学生活を謳歌しており、アルバイトや野球部活動に熱中するなどしていました。大学での講義を通じ次第に再エネ、特に洋上風力発電への関心が高まり、研究室では浮体式風力発電に関する研究をしていました。就活では再エネを中心に業界研究をしていたところ、これからの成長産業であると実感。特に事業者が事業計画を検討・策定し大プロジェクトとなる洋上風力発電に魅力を感じ、洋上風力発電を手掛ける事業者をメインに会社訪問を続けていました。その中でも会社としてのビジョンが明確で、社員一人ひとりの再エネや仕事に対する熱意と誇りが感じられたEREへの入社を決めました。

現在携われている業務を聞かせてください。

入社後は希望通り、洋上風力発電事業の公募入札から計画実行までを手掛ける現部署に配属されました。その頃、部内では秋田県・八峰能代沖洋上風力発電事業の応札準備に追われている最中。プロジェクトメンバーの一員として応札に必要な情報収集や、競争入札参加資格の認定申請に必要な書類作成などに携わっていました。所属部署の存続がかかる大事な案件のため、皆、ひたむきに取り組んでいたのを覚えています。そして、メンバー全員の努力が報われ2024年3月に、EREを代表とするコンソーシアムが見事落札。当日はメンバー一同が会議室に集まり、開札のライブ配信を見守る中、決定の瞬間は大いに盛り上がったことを今でも鮮明に覚えています。ただ、私たちの業務はこれで終了ではありません。現在は、洋上風力発電所の運転開始に向け、風車などの設計に向けた調査や、漁業影響調査など地元の方々との合意形成を目的とした活動を続けています。

仕事の中で苦労していること、仕事でのエピソードを聞かせてください。

これまで様々な苦労があり、特に案件の入札準備は大変でしたが案件の落札で、すべて忘れてしまいました。これからは地元の関係者や住民の方々との合意形成に向けて、説明会などでコミュニケーションが求められます。地元では漁業関係の方々との交渉が多く、その中にスムーズに溶け込めるように、最近、大学の同じ学科で海洋生物を専攻していた友人に発電所近海の生態系から魚のおろし方まで、みっちりレクチャーしてもらいました。
また、コンソーシアムを構成する電力会社や金融機関との連携を含め、さまざまな対外的なコミュニケーションを円滑に進めるためには、相手方の業界知識や交渉術など取得すべき課題が多いのは大変ですが、知見を広げるチャンスだとも思っています。

今後、チャレンジしたいことや夢を聞かせてください。

現在の一番の目標は、今、手掛けている発電所の運転開始を最後まで見届けること。私たちの業務は、発電所の調査活動、公募入札から着工、運転開始まで、長いスパンでのプロジェクトなので、節目節目において達成感が得られますが、運転開始に立ち会った際の達成感は格別なものだと思います。
また、最近、社内の発電事業に関連する地域振興を検討するチームに参画しました。将来的には、エネルギーの地産地消や、災害時の被災地への電力供給など、発電所と地域社会が共存共栄する環境構築に貢献したいとも思っています。

最後に、今後EREに入社される後輩たちにメッセージをお願いします。

EREは、太陽光、風力、バイオマス、小水力など、さまざまな再エネ事業を手掛けています。特に日本における洋上風力発電は黎明期であるため、その先駆者となり新たなスタンダードを創造するチャンスに恵まれています。また、やる気がある人にとっては、自らのアイデアで新しいことにチャレンジできるクリエイティブな職場だと思います。再エネや環境問題、地域振興などに興味を持ち、好奇心旺盛で多少の失敗にも決してめげない方は、是非チャレンジしてください。

募集要項

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