サステナビリティ / マテリアリティ(重要課題)
当社の中核であるビジョンは、再生可能エネルギーの供給が持続可能な社会の実現に貢献するという信念に基づいています。このビジョンは、次の2つの重要なゴールの達成をめざしています。
当社では、太陽光、陸上・洋上風力、バイオマス、小水力など、多様な再生可能エネルギーの電源を開発しています。バイオマス発電所は2019年に運転を開始し、天候によらず24時間発電できるため、再生可能エネルギーの安定供給に大きく貢献しています。2025年3月、運転中発電所の設備容量合計は約125万kWに達し、再生可能エネルギーによる発電により、当社はCO₂換算で年間約68万t-CO₂の温室効果ガス排出量削減に寄与しています。
当社は、次の3つの手法により、日本のエネルギー自給率向上とエネルギーシステムのレジリエンス向上に貢献します。
再生可能エネルギー事業拡大のため、当社は様々な挑戦を続けています。 中期的な拡大が期待される洋上風力について、2024年3月に当社が代表企業を務めるプロジェクト会社が事業者に選定された秋田県八峰町及び能代市沖の洋上風力発電所を開発しています。 また、国内における大規模太陽光発電所の開発に適した土地が限定的になりつつある状況を受けて、当社は、各地域で開発ノウハウを持つ企業との協業によって太陽光発電所を開発する「バルクスキーム」による開発を進めています。2024年度にはこのスキームにより3地域で合計約60MW規模の開発・運転に着手しました。 さらに、出力抑制のリスクを低減し、安定的な再生可能エネルギーの供給をはかるため、太陽光発電所への蓄電池併設にも取り組んでいます。
※下記表は横にスクロールしてご覧ください。
気候・エネルギー関連指標 | 2021 | 2022* | 2023 | 2024 |
---|---|---|---|---|
運転中発電所の設備容量合計 *1(万kW) (各年度末時点) |
54.2 | 77.4 | 114.6 | 124.7 |
太陽光(万kW) | 41.9 | 62.0 | 94.3 | 99.4 |
陸上風力(万kW) | 9.9 | 13.0 | 17.8 | 22.9 |
バイオマス(万kW) | 2.4 | 2.4 | 2.4 | 2.4 |
建設中発電所の設備容量合計(万kW) (各年度末時点) |
33.3 | 10.4 | 12.3 | 15.8 |
再生可能エネルギーの年間総売電量(万kWh) | 66,353 | 119,207 | 146,487 | 160,167 |
年間CO₂削減効果(t-CO₂)*2 | 284,449 | 514,056 | 641,612 | 677,508 |
* 2022年1月から2023年3月まで15か月
*1 2020年に買収した台湾の太陽光発電所(約0.2万kW)を含むが、この項目以外のデータには含めていない
*2 「地球温暖化対策の推進に関する法律」に基づく、売電先の電気事業者ごとの排出係数(2022年度まで)、全国平均排出係数(2023年度以降)により算定
(各年度末時点での最新の係数にて算定)
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